12/8 人権・同和教育参観日
2025年12月8日 12時53分今日は、5日(金)に行われた人権・同和教育参観日の様子を紹介します。
今回は、保護者の方だけでなく、たくさんの地域の方にもご来場いただき参観日を行いました。
最初に、本校生徒の「ハンセン病元患者に対する差別問題」についての人権作文の発表がありました。作文は、療養所を訪れて感じたことや考えたことが書かれていました。生徒たちは発表を聞きながら、今も残る差別の現実を学びました。
講演会では、南中校区出身の絵本作家長野ヒデ子様を講師にお招きし、ご講演いただきました。講演では、戦時中の校区や生活の様子や「今治空襲」の体験、また「ひらがな日記」を執筆するきっかけとなった部落差別との出会いや現実についてお話をしていただきました。講演の中で先生は、何度も「人間がつくった差別が、いかに愚かであるか」と話されていました。
今回の人権作文や講演会での学びを通じて、差別を許さないという思いを強めるとともに、自分たちでできることをしていこうと考えるようになりました。
お忙しい中、ご来校くださった長野様ありがとうございました。